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「小さい頭巾」と「枕の掃除」と「トンヌラ」による、映画のレビューブログ。楽しければいいじゃない。そんな我々の遊びの場。Twitter ID:@coldish1014

全編一人称視点の映画『ハードコア』 あらすじと感想(ネタバレなし)

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こんにちは。
小さい頭巾です。
 
 
皆さんはFPSというジャンルをご存知でしょうか?

 

『ファストパーソンシューター(First Person Shooter)』
の略称で、主にシューティングゲームのジャンルとして使われる言葉です。一人称視点で構成されており、顔は映らず手や足等だけが画面に映っているものを言います。
 
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こんな感じです。
 
 
さて、僕が今回紹介する映画はそんなFPSのような、一人称視点で描かれる映画でございます。
 
 
それがこちら。
 

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『ハードコア』
 
それでは早速あらすじを見てみましょう。
 
 
 

あらすじ

とある研究施設で目を覚ましたヘンリーは、妻のエステルが事故によって損傷してしまった自分の身体に機械でできた手足をつけているところを目にする。整体手術に取り掛かろうとしていた最中、謎の男エイカンが乱入し、エステルをさらって行ってしまう。機械でできた体を駆使し、ヘンリーは妻を取り返すために立ち上がる。
 
 

一人称視点!

 
 
まず最初にこの映画で語るべきは冒頭で言った通り
 
一人称視点であること
 
 
つまり
 
 
主人公のヘンリーが見ている光景=観客が観る映像
 
 
なわけです。
 
 
そうなんです……この映画、まるで自分が主人公になった気分になれ……っる!と言いたいところなのですが、実際見てみると……
 
 
たいしてそういった感覚にはなりませんでした。
 
 
ゲームの一人称視点ですと自分で操作しているので多少そういった感覚を得られることもあるですが、映画だと勝手に動いちゃうので……。
 
 
ただですね、だからと言ってつまらないというわけではなのです!
 
 
確かにそういった感覚は得られないかもしれません。
 
 
しかし一人称視点だからこそ得られる別のものがこの映画にはあるのです。
 
 
それは
 
 
 
とにかく迫力がすごい。
 
 
 
これです。
 
 
 
敵がやられるのも銃撃戦も何もかも、画面の近くで起きるのでとにかく
 
 
迫力が凄いんです。
 
 
小学生の感想みたいで申し訳ないのですが本当にそうなんです。
 
 
なのでまずこの映画の見所は一人称という点であると同時に、一人称であるが故の迫力ある映像にあるのです。
 
 

質の高いアクション

 
 
そしてもう一つ。
この映画の魅力はアクションシーンにあると思います。
 
 
この映画一人称視点ばかりが注目されがちで、僕も冒頭から一人称視点のことしか言ってないのですが、アクションが非常によくできており、しかもそれがほぼ絶え間なく次々に起こります。
 
 
なのでただ単純に
 
 
めちゃくちゃテンションが上がります。
 
 
とにかくかっけぇんす!
 
 
ただ正直に申しますと、この映画……
 
 
物語はたいして深くなく、オブラートに包まず言うと……
 
 
ストーリー自体はあまり面白くありません。
 
 
10秒ですべて説明できるくらいの内容です。
 
 
一文で言うならば
 
 
 
『身体の大半が機械で出来た人が妻を救う。』
 
 
ですからね。
 
 
ただその単純な物語のおかげで、思う存分に迫力あるアクションシーンを堪能できるわけです。
 
 
妻を救うために命がけでクールに戦う……。
 
 
痺れるじゃないですか!!
 
 
 

まとめ

 
さてさて。
 
 
そんなわけでこの映画はこんな方にオススメ。
 
 
・一人称視点が気になる。
・かっこいいアクションが大好き
・頭使わないで映画を観たい
 
 
ラストの多人数VS主人公は圧巻です。
 
 
上映時間も90分と短く、手軽に観やすいので是非ともご覧くださいませ。
 
 
 
それでは!
 
 
小さい頭巾。
 
 
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