映画座

「小さい頭巾」と「枕の掃除」と「トンヌラ」による、映画のレビューブログ。楽しければいいじゃない。そんな我々の遊びの場。Twitter ID:@coldish1014

「貧乏ゆすりを止めろ」=「死んでくれ」と同じ説

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こんにちは、小さい頭巾です。
 
みなさんの周りには貧乏ゆすりが癖という方がいるでしょうか?
 

 

 

いないという方はこの記事で僕が言っていることが全くわからないと思うので、早急に隣の人に足をゆすってもらってください。
 
 
と、冗談は置いておいて大抵の方はいるとお答えになるでしょう。
 
 
正直どう思いますか?
 
 
 
 
……邪魔ですよね?
 
 
 
 
揺れるとイラつきますし。
 
 
止めろよと言いたくなりますよね。
 
 
わかります。
すごいわかる。
 
 
僕も隣に貧乏ゆすりしている人がいると
 
 
「おい、僕が揺れるスペースがなくなるじゃないか!」
 
 
と、怒りたくなりますもん。
 
 
 
…………………。
 
 
 
……はい。
 
 
 
そうです……。
 
 
 
そんな僕もかなりの『ゆすらー』(貧乏ゆすりを生業とする人の名称)なのです。
 
 
というかもう『ゆすらー』界の中ではだいぶ上位に食い込むレベルのプロゆすらーです。
 
 
座ってる時とかやっちゃうよね、とかそういうレベルじゃない。ゴロゴロ寝てる時ですら揺れてます。
 
 
 
なんていうかもう本当……
 
 
 
すんません。
 
 
 
この場を借りて謝ります。
 
 
別にイラついてるとかそういうわけじゃないんです。
 
僕の意思とは無関係に勝手に動いてるんですよ。まぁ僕の意思で止められるわけですから何を言ってるんだという気もしますが。
 
 
もういっそのこと僕の足に発電機を付けてくれれば一定の電気を生み出すことが可能で、少しはこの貧乏ゆすりも人の為になるのにと思ったことさえあります。
 
 
 
そんな『ゆすらー』の僕が貧乏ゆすりが原因で体験した数々のエピソードが下記になります。
 
 
 
・中学の時塾の先生に『マグニチュード』というあだ名を付けらる。
 
 
・地震の発生原因は全て僕だと言われる。
 
 
・カラオケで揺すっていたら学生時代にバンドを組んでいてドラムをやっていたと勘違いされる
 
 
・如何なる時も縦ノリしているように思われ、気分上々だと勘違いされる。
 
 
・貧乏ゆすりが原因で足を攣る。
 
 
・膝枕をしてあげている最中に誤って揺すってしまい、相手の頭をリフティングする。
 
 
・あまりにも退屈な時「これじゃ家で貧乏ゆすりしてる方がマシだよ」という迷言を生み出す。
 
 
・手術で下半身麻酔をした時、まるで足が動かず貧乏ゆすりが恋しくなる。
 
 
・『貧乏強請』というビックリマンチョコのシールがソッと机に置かれていた。

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等々。
 
 
全部書いていたらキリがありません。箇条書きにするだけでも一冊の本が作れそうな程です。
 
 
しかしどれを取ってもマイナスなものばかり。つまりこれは止めた方が良いということなのでしょう。
 
 
 
それでも止まらない。
 
 
 
どうしてなのか。
 
 
 
一体なんで止まらないんだ!
 
 
 
と、言うことで少し貧乏ゆすりについて調べてみたのですがどうやら原因は完全に解明されていない様子。
 
 
 

力が有り余っている説

取り過ぎたカロリーを本能的に消費しようとしているというもの。しかし僕は中学の時バスケ部でしこたま走りまくって(40㎞)歩くことさえしんどい程にヘトヘトになりながらも、貧乏ゆすりが絶えることはなかったという伝説があるのでこれは違う気もします。
 
 

欲求不満、ストレス説

なるほど……わからないこともないかもしれません。確かに何かに追い詰められていたりする時ほど貧乏ゆすりの発生率は上がります。しかし大学時代とか1日中家で放屁しながら映画観ている…つまり究極にリラックスしている時でさえ貧乏ゆすりはしていたのでストレスはあまり関係ない気がします。
 
友人と楽しく話している時もしますし。放屁の方じゃなくて貧乏ゆすりの方ね、念の為。
 
 

何もしていない状況が嫌説

人間は何もしていないという状況が不安になりがちな生物。その不安を打破する為の手段という説。今現在こうして文章をキーボードで打つという行為と同時に貧乏ゆすりは発動しているのでこれもないでしょう。
 
 

血流の滞りを解消する為説

おっ……これは。
これはかなり良い線いっている気がします。いやもうむしろこれが正解なのではないかというレベルです。というのも僕はかなり血行が悪く、便座に座っているだけでも足が痺れたりするくらいなのです。血行が悪く、心臓のポンプだけでは体中に満足に血液が行き渡らないのかもしれません。その結果貧乏ゆすりで心臓から離れた部分を補っている可能性があります。
 
 
つまり…
 
 
 
僕の両足は心臓と同じ……!
貧乏ゆすりは鼓動と同じ……!
 
 
 
とんでもない事実に辿り着いてしまいました。
 
 
つまり僕が長年の間周りの皆様を不快にさせていた貧乏ゆすりは、僕が生命を維持するのに必要なことだったということが明らかになりました。
 
 
ということはですよ。
 
 
「貧乏ゆすり止めろ」
 
 
という言葉は
 
 
「心臓を止めろ」
 
 
と、言うのと一緒なわけで意訳すると
 
 
 
「死んでくれ」
 
 
 
と、同じになるんですよ!
 
 
ひどい!!!
酷すぎる!!!
 
 
そういうわけでみなさん、これからは貧乏ゆ
すりをしている人を見かけたら、イラつかずに生命の神秘を見ているような温かい目で見ていただけたら嬉しいです。
 
 
 
とは言えまぁ…………
 
 
そうですね…………
 
 
…………無理っすよね。
 
 
 
心臓の鼓動=貧乏ゆすり
 
 
ってことは、初恋のドキドキとか
 
 
「え、やだっ……私あいつから目が離せない」(足元ガタガタ)
 
 
ってことになりますもんね。
 
 
なんだその落ち着かない青春。
もうただのやべぇやつじゃん。
 
 
というわけで、自分を棚に上げて言いますが
 
 
貧乏ゆすりは控えめに。
(ヤバい奴に見られるし結局の所迷惑だから)
 
 
それでは貧乏ゆすらーこと、小さい頭巾でした!
 
 
また!