PS4で発売予定!モンスターハンターワールド 体験版であるベータテスト版の感想とまとめ
こんにちは、小さい頭巾です!
さて、以前僕が書いたTGS2017記事
こちらで今年の目玉として紹介させていただいたゲーム
モンスターハンター ワールド
こちらのβ版(体験版)が12月10日AM2時より配信されました。(現在試遊期間終了)
というわけで僕は体験版がプレイ可能となる10日の深夜2時まで眠い目を擦りながら今か今かと待機を致しました。
……そして2時。
いざプレイ!!
……………。
……………。
あれだけ眠かったはずなのに、気づけば夜は明け時刻は6時。体験版に用意されたミッションは3つしかないにも関わらず、めちゃくちゃ面白くてやりまくってしまいました。
そんなめちゃくちゃにハマった僕なのですが、実はモンハン自体は10年ぶり。シリーズでいうところの2ndGぶりでございました。
というのも
・もっさりしたアクションが好きじゃない
・ハクスラ要素のあるゲームは面倒
・HPの高い敵を時間をかけて倒すのが面倒
という、僕の嫌いなゲームの要素を並べると、モンハンの紹介文になってしまうくらい僕の中でモンハンは
好みじゃないゲーム
だったんです。
だから僕は当時、みんなが飽きることなくモンハンをやり続けている中、別の狩ゲーであるゴッドイーターに浮気し、そのままモンハンに帰ってくることはなかった……というわけなんです。
なので正直なところ、久しぶりすぎてもはや初心者と同じ心持ちでございます。
操作方法もシステムも、モンスターも何もかもほとんど覚えておりません。
全てが新鮮。
なので、僕がこれから紹介致しますこの
モンスターハンターワールド
正確には初体験ではないのですが、ほぼ初体験の者の意見として、色々書いていきたいと思います。10年間知識が抜けている状態ですので、少し間違っていたり「古い話してんなこいつ」という点もあるかもしれませんが、鼻で笑って流してやってくださいませ。
それでは長くなりましたが、本文に入りたいと思います。
今作の特徴
さて、随分と長い間モンハンから手を引いていた僕ですが、今回モンスターハンターワールドに興味を持ったのにはもちろん理由があるのです。
というわけで今回のモンハンの特徴。
まずはそこに触れていきましょう。
据置ハードであること
モンハンは過去シリーズのほとんどが携帯機であり、友達同士同じ場所で集まって気軽にプレイする、というスタンスが取られておりました。共闘をメインとしたゲームシステム上このスタンスであることは自然ですし、これがあったからこそ流行った。と言っても過言ではなかったと思います。
ただ携帯機であるが故の弊害もありました。
一つは
・操作性に難があること
ボタンの数は据置ハードと比べると少なく、スティックに至っては右スティックがない状態です。視点操作を主とする右スティックがないというのはアクションゲームにおいては致命的で、とくにモンハンのように敵が暴れまくるゲームでは視点操作は必須。その右スティックの代わりとして十字キーを代用していたわけですが、左手はキャラクターを移動するのに使っているので……
こういう特殊な持ち方が主流となりました。
いわゆる「モンハン持ち」というやつです。
親指でキャラクターを操作し、人指し指の第一関節辺りで視点操作をするんです。
この持ち方に慣れてようやくモンハンができると言ってもいいと思います。
慣れてしまえばなんてことはないですし、むしろ他のアクションゲームにおいても使える技でしたのでそこまで気にはならなくなりましたが、それにしても本来なら
こう持って安定した操作をしたいところ。
それができないというのが携帯機であることのマイナスポイントでした。
しかしそれが今回は……
右スティックも復活です。
操作はまだ少しやりづらいところもありますが、かなり動かしやすくなったと思います。
そして携帯機での弊害のもう一つが
・迫力を欠く
これです。
モンスターハンターにでてくるモンスターの大半は大きく、そして圧倒されるほどの迫力を持ち合わせております。
操作キャラクターの何倍も大きく、この
ティガレックスというモンスターに至っては、初登場時
「あ、これ死んだわ」
と、今まで幾多ものモンスターを狩ることに成功した装備を持ってしても、登場しただけで降参したくなるような気迫がありました。
これが携帯機ですら感じられたんです。
手に収まるほどの小さな画面ですらですよ。
……もったいなくないですか!!!?
でかい画面かつ高グラフィックで出てきたら、とんでもない程の迫力があったに違いないんですよ。
手に汗握る闘いになったに違いないんです。
これが今回のモンハンワールドは……
こうです。
こうです。
こうなんです!!!
やべぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええ!!!!
ってなりません?
さすが高グラフィックです。
こんなモンスターの方々がプレイヤーに突進してきては土埃を上げ、木々を破壊し、猛攻撃を仕掛けてくるんです。
モンスターの動きも多種多様。
闘いが始まる前の野生的な動きや、大きな攻撃から生じる隙等々が非常に細かく、プレイヤーの目の前に
生きた脅威が存在する
そんな感覚がひしひしと伝わってくるのです。
また、今回はモンスター同士の争いが起きることもあり、
野生 VS 野生 VS ハンター
という三つ巴な闘いが始まることもあります。
これが単調になりがちな戦闘をいい具合に乱してくれるんですよ。
はいはい、こう来たらこう。
こう来たらこう。
と、慣れてきた辺りで急に他のモンスターが現れて、2体が暴れ始めるんです。
そうなると2体が闘ってる間は隙にもなりますが、人間がバッサバッサと切り刻んでくる中モンスターもそいつを放っておくわけにはいかないじゃないですか。
もうカオス。
ひっちゃかめっちゃかです(笑)
それにこのモンスター同士の戦いは、モンスターによって様々な戦い方を見せてくれるので見ているだけでも面白いんですよね。
見ているだけではこっちもやられてしまいますが。
さてさて、そんなわけで。
・操作性
・迫力
据置ハードになったことによって得られる恩恵は結構大きいものだと思うのです。
・キャラクタークリエイト
過去作においてモンハンは自分が操作するキャラクターを数ある容姿の中から選ぶというスタイルでありました。
しかしバリエーションは多いとは言い難く結局どの方も『無難』な容姿を選んでしまうということが多かったかと思います。
が、今回のモンハンはそのキャラクタークリエイトが格段にパワーアップ。
見た目が細かく設定できるようになりました。
こんな感じです。
モンハンは始めると、かなり長く遊べるゲームです。
僕は10年前は100時間程でやめてしまいましたが、周りの友人はそれの何倍もやっておりました。
1000時間超えたとか言ってる人もいたくらいです。24時間ぶっ通しでやっても1カ月半くらいかかりますね。
そんな長い時間を共にするキャラクターなのですから、せっかくなら自分で作った愛着あるキャラクターを操作したいじゃないですか!
今回はそれができてしまうわけなんです。
僕はキャラクタークリエイトにかなり時間をかけるタイプなので、キャラクリに費やす時間はたぶん映画一本分くらいになることでしょう。戦う女の子が好きなので、性別は女の子にすると思います。
僕自身は男ですけど。
・フィールドのシームレス化
今までモンハンのフィールドはエリア毎に区切られており、エリア間を移動するのに一度ローディングを挟んでおりました。AエリアにいるモンスターがいてもBエリアにまで逃げれば追っては来ませんでしたし、広いフィールドというよりは狭いエリアの集合体という感じでした。
今回はそれらが全部取っ払われ、広いフィールドをシームレスで移動できるようになりました。
歩き回ってみると、狭い通路や川、洞窟、沼のような場所なんかもあり、ただただ広いというだけでなく密度の濃いフィールドで地形を使った戦い方ができて非常に楽しかったです。
高低差も多いのですが、段差も段差のある方向に走って行くだけでスイスイ登りますし、ゲーム進行の妨げになるようなことはありませんでした。
さて、わかりやすい特徴と言えばここらへんではないでしょうか。過去作と比べるとだいぶ変わったかと思います。
それもかなり正当な進化であります。
さて、それでは次は体験版をやってみた全体的な感想をつらつら書いていこうと思います。
体験してみた感想
全体的にはかなり面白く、マルチで友人とプレイした日には会社に辞表届を出して家に篭りたくなるくらいには面白いと思います。
体験版で体験できるのは
初級者
中級者
上級者
に向けられた3つのクエストでした。
アイテムの引継ぎはなく、武器の生成や強化等はありませんので、この3つの体験版で味わえるものは
主に操作性(アクション)とグラフィック等の視覚的な要素、この二つが大きいかと思います。
ということで、まずは操作性(アクション)の話からしていきたいと思います。
まず一つ言えることは……
移動周りは快適
これですね。
先に言った通り高低差もスイスイ登って行きますし、モンスターを発見する前であればスタミナゲージが減少するこもなくなりました。
広いマップではありますが、標的となるモンスターの痕跡を一定以上調べることで導蟲(しるべむし)と呼ばれる緑色に光った蟲さんが、モンスターのいる場所まで導いてくれますので、
「モンスター全く見つからんわ」
という状況にもならないかと思います。
走り続けることができる+導蟲による誘導
があるので、ソロプレイでも長くて5分もあれば標的と相見えることとなるでしょう。
そして、僕としては大本命のアクション部分
ここは正直……
少しわかりづらい
ですね。
武器の種類が豊富で個々によって操作方法や扱い方が変わっていますので、初心者は戸惑うかと思います。説明文もあるにはありますが、長文になることを避ける為か詳細が明記されていない武器もありました。まぁこれに関しては慣れてしまえば問題はないのですが、独特な操作を要求されるものもあり、2つのボタンを同時押しして繰り出す技なんかもあります。かっこよく、そして上手く立ち回るにはそこそこ練習が必要かなと思います。
△ボタンと○ボタンで基本攻撃、というのもとっつきにくい理由かもしれません。最近は右スティック(視点変更)を多用するゲームの場合、空いている人差し指(LボタンやRボタン)を攻撃に割り振っているものが多いみたいなんですよ。僕はあんまり見かけないですけど。
僕の場合は□ボタンが攻撃、というゲームをやることが多いので結構よく間違えます。
これもよくやるゲームの種類や人によって変わってしまう要素なので慣れる以外ないのですが、元より独特な操作が多いゲームですので特にとっつきにくさを感じました。
それさえ乗り越えてしまえば、アクション部分はかなり面白かったです。武器によってはもっさりアクションから脱却しているものもありましたし、もっさりが好きな人もスタイリッシュが好きな人も、武器によってどちらも楽しめると思います。
大きくダメージを与えられるとモンスターが大きく反応してくれるので、そこもまた気持ちがいいです。流血表現が無くなったのと攻撃時の音が軽い為、斬った感覚は薄れましたがそれはモンスターのオーバーリアクションでカバーできていると思います。
操作部分はそんな感じです。
そして視覚面
海外のAAAタイトルと比べるとランクは落ちますが、かなり綺麗です。特に木々が生い茂っているエリアは圧倒されました。
色んなところに行けるので
こんな感じに、大自然を観光してる気分になれます。
グラフィックに関しては本当に大きく進化したなぁと感じました。
視覚面の不満点は表示される文字が小さく、少し見づらいところですかね。
ごちゃごちゃ周りに文字やらアイコンが大きく出ているのも気になりますがそれにしても小さいです。操作に慣れてない最初の頃は文字を見ながら操作することも多いので
表示
非表示
文字の大中小
等オプションで変更できるようになれば最高ですね。
それとこれはPS4proをお持ちの方限定なのですが、PS4proを使用していれば
解像度優先
フレームレート優先
グラフィックス優先
の3つを選ぶことができ、それぞれ
解像度優先
描画解像度を優先してより高精細な表示に
フレームレート優先
動作フレームレートを優先しキャラクターの動きがよりスムーズに
グラフィックス優先
グラフィックスを優先して配置物の量や影などの品質が向上
らしいです。僕は大して気にしてなかったので選択肢の一番上にあった解像度優先を選んでました。比較画像とか撮っておけば良かったのですが完全に忘れてました。
まとめ
さて、言いたいことの半分くらいしか言っていない気がしますが、
モンスターハンターワールド
こんなゲームでございます。
本当なら
気になった方は是非ダウンロードを!
という形で締めたかったのですが、記事を書いているうちに試遊期間が終わってしまいました……。
ですので、気になった方は是非動画等で見てみたりして発売日はお近くのゲーム販売店で購入するかDL版を購入してみてください。
発売日は1/26(金)となっております!
それではみなさん。良いハンターライフを!
小さい頭巾。
PV集
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②
③
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